西國旅行~詳細編④~
この日は京都観光から大阪をめざしています。
当日のフォト
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伏見稲荷の次は宇治へ~。
平等院鳳凰堂とお茶がお目当てです。
8/13当日の平等院は工事中のため、かなりナエましたw
普段は藤原全盛期の綺麗な建物ですが…
そこへ工事の足場組まれてましたOTL
しかも写真逆光で…(ry)
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そんな平等院のフラストレーションを吹き飛ばしてくたのは、
『お茶』 でした。
以下、旅行の同行者であり、マイミクの夜更かし任三郎さん
の文章をお借りしつつ書いていきます。
書きたいことが一致してたものでw
なぜお茶なのか??もちろんここはお茶の産地としても有名ではありますが、
今回はとても貴重な出逢いがありました。
「∴」←これは地図記号で「茶畑」。
この由来は宇治にあるお茶屋さん三星園。
ここの家紋が「∴」なのでそれがそのまま使われたそうです。
創業五百年。日本一歴史のあるお茶屋さんとのこと。
出逢いとは、三星園の社長である上林三入さんと出逢ったことです。
さらに、現在の千利休と言ってもいいのではないかといったここの社長、
上林三入さんにお茶を入れてもらいました。
三入さんはお茶を通しての熱い思いを語っていました。
特に・・・
・宇治茶は年間60tしか取れないこと。
にもかかわらず宇治茶と名乗る商品が多いこと。
・1つの道を極めるには若いうちからその道へ進んだほうがいいこと。
・取材とか講演を除いて毎日店へ出てる、それほど宇治茶を愛してること。
・毎日コツコツ仕事をしていたらマスコミや世間が最近になって注目してきたこと。
・三入さんは茶屋ではなく「茶師」であること。昔の茶師は懐に刀を挿していて、命がけでお茶を作っていたこと。
などを語っていただきました。
若い私達は気に入ってもらい、二階の博物館へわざわざ案内していただきました。
特に〒局員である私達が驚いたのは、
昔の郵便物で住所に「∴」とだけ書かれていても葉書・封書が届いていること。
利休も愛した宇治茶。教科書には載っていない歴史の裏舞台で活躍していた茶師の生き様も勉強することができました。
↓初代三入師
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この博物館はなんと無料で開放しています。
三入さんは教育にも熱心で、全国の修学旅行の学生さんを受け入れ、館内の解説までしていただけます。
資料が多すぎて1度で展示しきれないそうで、定期的に内容の入れ替えを行なっています。
ススス…スゲー。
本物の超一流との出逢いは最高の経験です。
私にとっては、ここは宇治に行ったら必ず立ち寄る場所になりそうです。
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京都をあとにして、いよいよ大阪入りです